店舗補修工事

miyuki-juken

2012年10月23日 18:18

今回工事を行いました美容室は
鉄骨造のビルの一階で、外壁はALC。


ALCの内側に断熱処理が施されていない為に、内部の壁がボロボロでした・・・
壁を剥がしてみると、内壁のボードを留めてある胴縁も腐っていました。。。


その原因はコレ↓


外壁に断熱処理が施されていない
        ↓
外部と内部の温度差が大きくなる
        ↓   
壁内に結露が起こる
        ↓
外壁と内壁の間の空間に湿気がこもる
        ↓
胴縁、及び内壁のボードが湿気を吸う・・・


これを繰り返すと壁はボロボロになってしまいます。


ではどうすれば良いか。。。


そう!結露を防ぐ為に断熱材を入れなければいけませんね。


まずは既存のボロボロになった内壁を撤去します。


次に、外部からの水の浸入を防ぎ、壁内に湿気をこもらせないように
透湿防水シートを貼ります。


この上に胴縁を留めて行き、
その胴縁の間にカネライト(断熱材)をはめ込んで行きます


この上にさらに透湿防水シートを貼って
仕上げにプラスターボードを貼ります。


その上に以前塗ってあったジョリパット(ベルアート?)を塗って完了


ここまでしておけば、結露の心配も外部からの水の浸入の心配もありません。

マンションなどでも、外気に面する部分に断熱処理が施されていないものがあります。
その場合、クロスが剥がれたり、クロスの上にカビが生えてきたりします。
そういう場合も断熱処理は可能です。

お困りの方はお気軽にご相談ください(^^) →お問い合わせ




それにしても最近肌寒くなってきましたね。
こう寒くなってくると、室内と外気の温度差が大きくなって結露が起きやすいんですよね。
こうして見ると建物の断熱材ってとても良い働きをしているんですね(・∀・)

ふと気が付くと私のお腹にも断熱材が・・・いつのまに( ̄□ ̄;)!!


関連記事